於保老健センター、防火管理者です。
今回は9月13日に行った防災訓練を報告いたします。
★
於保老健センターでも定期的に防災訓練を実施しています。
今回行ったのは、巨大地震発生時における避難、特に津波発生を想定した階上への搬送訓練です。
今回行ったのは、巨大地震発生時における避難、特に津波発生を想定した階上への搬送訓練です。
於保老健センターなどがある磐田市一色地区は、遠州灘の海岸より約2kmに位置しています。
磐田市等のハザードマップでは津波到達場所ではないのですが、東日本大震災の報道の際に言われた「想定外の津波」などを勘案し、津波からの避難訓練を実施しています。
磐田市等のハザードマップでは津波到達場所ではないのですが、東日本大震災の報道の際に言われた「想定外の津波」などを勘案し、津波からの避難訓練を実施しています。
津波の際にはより高い場所へ避難することが大事。付近には高台などは無いため、危急の際には施設の2階に避難することとしています。地震の際にはエレベーターは利用できないので、建物各所にある階段を利用するしかありません。
この日の訓練は、1階から2階へとご利用者の方々を避難させる訓練でした。何人かのご利A用者にご協力いただき、階段を自力で登ってもらったり、あるいは職員が搬送したりする訓練を実施。搬送では、一人のご利用者を数名で(2〜4名)搬送します。
こうした階段を使った搬送訓練はなかなか行う機会が作れていないので、職員にとっては良い経験でした。搬送訓練は、人を替え何度か実施。職員もご利用者役となり搬送される経験もします。
終了後には、職員から『疲れた〜』『大変だ!』などの感想が多数でました。ただ本当に巨大地震で津波が襲った場合には、泣き言は言っていられません。少ない職員でご利用者をできるだけ短時間に2階へと移動させなければなりません。
搬送の勝手が分からない、スムーズな移動ができないなどの反省点も出ました。今後に繋げていくためにも訓練結果の分析が必要ですが、さしあたり『日々の訓練がとても重要だ』と改めて感じた今回の訓練でした。